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★ワインに関する豆知識★ 白ワインの飲用適温

8月17日

ワインには、ご存知のように一般的に「白ワイン」「赤ワイン」「ロゼワイン」「スバークリングワイン」などがあります。

すべてのワインは、5℃~20℃(ホットワインは除く)の間に、飲むのに適した温度があります。

ワインの温度に関して、「白は冷やして」「赤は常温で」とよく言われます。確かに間違ってはいません。

今回は、「白ワイン」についてお話いたします。白ワインの場合、ほとんどのワインが5℃~15℃位の間に飲用適温があります。一口に「冷やして」と言ってもその差は、何と10℃もあるのです。お客様に色々とワインのお話をするなかで、どのタイプの白ワインでも10℃以下に冷やす方がすごく多いように思います。でも、10℃以上にするほうが美味しいワインもたくさんあります。

 

<5℃~10℃>が適している白ワインのタイプ

●辛口でフルーティー。キリッとしてシャープでドライ。(シュールリー製法のワイン等)。このタイプのワインは、温度が高めだと、ドライでキレのある味わいが感じられません。

甘口のワインは、よく冷やすことで甘さの感じ方がおだやかになります。

 

<11℃~15℃>が適している白ワインのタイプ

●辛口でふくよか。ボリュームのあるワイン。樽で醗酵したり、樽で貯蔵したワイン。このタイプのワインは、冷やし過ぎると奥行きのある複雑な味わいが感じにくくなります。

甘口のワインは温度が高くなることで甘さをより強く感じます。

 

この様に、ワインのタイプ、製造方法、貯蔵方法によってそのワインを一番美味しく味わうのにふさわしい温度があります。この温度を逆にすると、それぞれのワインの特徴や良さが半減する場合があります。是非一度試してみて、一番美味しく感じる温度を探してみてください。

 

もっとも、ワインを飲む本人が一番美味しいと感じることが大事ですけど・・・・・。