山梨県韮崎市穂坂地区の二人の契約農家 (横内まさひこ)(横内としひと)両氏が栽培したマスカット・ベーリーAのみを使用。
　葡萄に高いポテンシャルがあるので、約30ヶ月の樽熟成にも負けず、しっかりとした酸とベーリーAの果実味を失うことなく、程よい酸味に味わい深さが加味されています。
このワインは、フランス、ボージョレーの「クリュ・ボージョレー(特級畑のボージョレー)」をイメージして造られています。
エッジにやや褐色を帯びたすこし濁りのある深い紅色で、香りは閉じ気味ながら、フランボワーズ、ラズベリー、チェリーなどの華やかな香りに、樽由来のカカオ、ビターチョコ、ややスパイシーな香りが複雑に感じられます。口当たりは滑らかで、綺麗で緻密な酸味と豊かな果実味、程よいタンニンが口中に広がり、余韻として続きます。まだやや硬い印象です。飲み頃は1～2年後と思われますが、現在お召し上がりの際は、早めに抜栓し、デキャンタージュすることをお勧めいたします。
　すき焼き、ステーキ、ハンバーグなどの牛肉料理全般、鴨肉のロースト、鶏肉の照り焼き等の醤油を使ったソースの料理。また酢豚などの中華料理でも良く合います。
　無清澄、無ろ過ですのでオリがある場合がありますが、人体への影響はありません。
ミディアムボディ　　16℃〜18℃位がおすすめです。

“Y3”とは、醸造家の雨宮吉男さんと、契約栽培農家さん2名 (横内さん)の名前に“Y”が付く事から、3人の協力で1×3よりもっと美味い、Yの3乗ぐらい美味いワインを造ろうと、命名したそうです。しかも、平面的でなく立体的(キューブ)に奥行きのあるものにしていこうという意気込みが込められているそうです。

1000本　限定生産

※少量限定生産のため、お一人様2本までとさせていただきます。